ハワイに、鉄道が開通しました

今年、「ホノルル・レール・トランジット」の一部区間が、開通しました。

車内は広く、自転車や
サーフボードのラックが備え付けられている、
ハワイならではの車両となっています。

2031年には全線開業予定で、
車が必須だったツアーも、
内容が変わるかもしれませんね。

鉄道が建設されることになったきっかけは、
深刻な交通渋滞問題と、環境対策にあります。

空港からワイキキビーチまでは、
20分で移動が可能だとされていますが、
渋滞が発生すると、一時間かかるそうです。

ちなみに、同区間の鉄道を利用すれば、
15分で到着できるとのことです。

環境対策に関しては、
2045年までに、電力を100%再生可能エネルギーでまかなうための
具体的な数値目標が、州法にて定められているそうです。

実は、ハワイに鉄道が走るのは、
今回が初めてではありません。

かつて、ハワイで盛んにおこなわれていた産業の一つに、
サトウキビの栽培があります。
鉄道は、収穫したサトウキビを運ぶためのもので、
旅客用ではありませんでした。
その後、産業の縮小により1947年に廃線となっています。

ハワイの鉄道復活は、75年ぶりのことです。

新設される鉄道の駅舎も含め、
新たな観光スポットとなりそうです。

Category: ハワイの情報

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