温暖化現象や水質汚染など、
サンゴ礁にダメージを与える要因はたくさんあります。
ハワイアン航空によると、ハワイ州では40%、
フロリダ州にあるフロリダキーズでは、
ハリケーンや寒波などが原因で、
なんと99%ものサンゴが死滅しているそうです。
また、アメリカ海洋大気庁(NOAA)によってもたらされた、
日焼け止めに含まれる薬剤が原因で
サンゴが死滅しているという研究結果は、
新たな法案成立のきっかけとなりました。
この法案の可決を受け、
6月1日がワールドリーフデーとなり、
世界中でサンゴ礁の保護が注目されるようになりました。
その活動の一つとして知られているのが、
サンゴの養殖と植え付けによる、
サンゴ礁の復活プロジェクトです。
サンゴの養殖には、卵による繁殖・育成と、
クローン育成の2種類があります。
ダイビングのライセンスを持っていたら、
サンゴを海中に植え付ける体験ができるエコツアーに
参加してみるのも良いでしょう。
ハワイの文化や生活習慣、自然環境などに敬意を払い、
ルールにのっとった正しい行動を取ることのできる旅行者を、
現地では「ポノトラベラー」と呼びます。
エコツーリズムを通して、ポノトラベラーを目指してみませんか?