ハワイやグアムはアメリカ領の島だ、
と思われている方もいるかもしれませんが、
ハワイはアメリカ合衆国50番目の州です。
アメリカには50の州があるので、
ハワイは1959年に最後の州として
認められて成立しました。
けれど、ハワイは確かにアメリカっぽい気もするけど…
やっぱりハワイはハワイじゃない?
と感じませんか。
アメリカだけどハワイには
独自の文化と歴史があります。
もちろん良い歴史ばかりというわけでは
ありません。
1500年以上前にポリネシア人が
カヌーでやってきて、
1000年ほど前に定住者が出始めました。
この頃に「フラ」や「サーフィン」など
ハワイを代表するものが誕生しています。
ハワイ文化は途中衰退する時期がありつつ、
現代まで継承され続けています。
ハワイ王朝、西洋との交流、経済の発展を経て、
クーデターが起こりアメリカの属領となり
20世紀を迎えます。
ハワイの豊かな自然や受け継がれてきた文化、
「アロハ」スピリットは、世界中の人が訪れたい
と願う場所です。
だからこそアメリカ本土の影響は受けつつも、
独自のハワイのあり方が認められています。
ハワイらしさを失わないことこそが、
アメリカ合衆国50番目の州である
「ハワイ」にとって必要なことなのです。