ハワイの成り立ち

ハワイは6世紀ごろに東南アジア系の民族が移り住んだのがはじまりとされています。
その後はタヒチなどからも民族が渡ってきてハワイの原型が形作られてきました。

ハワイはしばらく、外界とまったくコンタクトをとらない期間があり、
その間は石器などで原始的な生活が営まれていたと推測されています。

そしてジェームズ・クックが1778年にハワイを発見し、世界に知られることとなりました。

それまではハワイの各島や、部族間の争いなどがありましたが、
1795年にカメハメハ大王がハワイを統一しました。
カメハメハ大王の名前は日本でも童謡に歌われ親しまれていますね。

その後キリスト教の到来や、急速な産業革命から欧米の植民地拡張によって
じわじわと白人勢力が広がって行きました。

その後、ハワイの王はクーデターにより捕らえられてアメリカに降伏し、
アメリカの州となったのです。

ハワイの先住民族にとって悲しい思い出を含んだ歴史なのですね。
ハワイの植物には、白人を島に入れないためにトゲをもった植物にそのような
名前を名付けたものが残っています。

ハワイの歴史は沖縄の琉球王国の歴史に似ているところがありますよね。

知ろうとしないとなかなか知るチャンスのない歴史ですが、
知ってからその場所へ行くと、深みが増します。

Category: ハワイの歴史

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