ハワイの歴史にサンダルウッドあり

 現在は美しい海と見どころ豊富な観光地

として有名なハワイです 

 

その歴史は、多くの変遷がありました

有名な「ハワイ王朝」は、アメリカに併合されるまで

約1世紀に渡って存続しました 

 

そのハワイ王朝の樹立に大いに貢献したのが

「サンダルウッド」です 

 

日本では「白檀(びゃくだん)」の名で有名ですね 

 

18世紀後半に成立したカメハメハ一世の頃、

外国船がハワイややってくるようになりました 

 

外国から武器などを購入するためにハワイには

何があるか…「貿易」が必要になったのです 

 

ハワイの人たちはそもそも「貿易」

なんて知りませんでした 

 

でも、ハワイの森には外国では高値で取引される

「サンダルウッド」がたくさん自生しています 

 

「武器などを輸入するかわりに白檀を輸出する」

ことにより、ハワイ王朝は経済的な自立が

可能となったのです! 

 

ですが…サンダルウッドは乱獲されすぎて、

ハワイから姿を消しました 

 

わずか50年にもみたない期間だったので、

その乱獲の度合いがわかりますね 

 

白檀の島と呼ばれたハワイの白檀貿易は、

衰退することとなります 

 

現在のハワイでは、白檀がなくなってしまったのか… 

 

ハワイの森で探すともしかしたら

いいにおいのする自生のサンダルウッドが

みつかるかもしれませんよ

Category: ハワイの歴史

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